井原市議会 > 2017-03-02 >
03月02日-02号

  • "上野"(/)
ツイート シェア
  1. 井原市議会 2017-03-02
    03月02日-02号


    取得元: 井原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    平成29年 2月定例会        〇平成29年2月井原市議会定例会会議録第2号・平成29年3月2日(木曜日)              議  事  日  程              午 前 1 0 時 開 議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時   開議 ○議長(上野安是君) 皆さんおはようございます。 ただいまのご出席は20名でございます。 これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(上野安是君) 日程第1 一般質問を行います。 発言順序は、あらかじめ議会運営委員会において定められておりますので、ご承知願います。 この際、お願いしておきますが、発言時間は質問権に対する発言時間を除き、通じて40分以内といたします。なお、その他につきましても従前どおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。 順次質問を許します。 まず、代表質問を行います。──10番 簀戸利昭君。              〔10番 簀戸利昭君登壇〕 ◆10番(簀戸利昭君) 皆さんおはようございます。 いばら月曜会、10番議員の簀戸利昭でございます。通告に従い、質問をさせていただきます。 井原市第6次総合計画後期基本計画成果指標と最終年度に当たっての市の施策についてお伺いをいたします。 まず、成果指標(目標値)を定めておられますが、達成できている事業はどれぐらいあるのか。また、2番目として、成果目標に達していない事業はどれぐらいあるのかをお伺いします。また、3番目として、基本目標4、活力と交流を生み出すまちの達成方針2の項目のうち、成果指標が達成されていないものの理由についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 皆さんおはようございます。 それでは、10番 簀戸議員さんのご質問にお答えをいたします。 まず、井原市第6次総合計画後期基本計画で定めている成果指標のうち、目標の達成ができている事業及び達成ができていない事業についてのお尋ねであります。 第6次総合計画後期基本計画は、平成25年度から平成29年度を計画期間としており、現在のところ実績が確定しているのは、5カ年の計画期間のうち3カ年が終了した平成27年度末の実績でございます。本計画では、150件の成果指標を設定しており、このうち平成27年度末の実績で既に5カ年の最終目標に達しているものは47件、目標に達していないものは103件でございます。この中で、平成27年度末の時点では最終目標に達していないものの、平成28年度中あるいは平成29年度当初には目標に達することが確実であるものは、幼稚園全園での3歳児教育の実施、放課後子ども教室実施数各種イベントへの来客数、起業支援事業数建築物耐震診断等補助の5件が挙げられます。その他の事業につきましても、目標値の達成に向けておおむね順調に進捗していると考えており、第6次総合計画の最終年度となる来年度に向けてスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。 次に、第6次総合計画基本目標4、活力と交流を生み出すまちの達成方針2、活力を生む産業のまちづくりのうち、達成されていないものの理由についてのお尋ねであります。 達成方針2、活力を生む産業のまちづくりでは、17件の成果指標を設定しており、このうち目標に達していないものは11件でございます。 まず、基本施策1、工業の振興では4件で、1件目は新たにつくった最終製品数で、協同組合井原ものづくり研究部会が精力的に開発を進められているところで、平成29年度には目標に達すると見込んでおります。 2件目、3件目は、新分野進出支援事業数と新製品・新技術開発等支援事業数ですが、いずれも平成20年度のリーマン・ショックなどの環境の変化や景気の低迷が長引くなど、不測の事態が起きたことにより目標に達していないものであります。 4件目は、新規企業誘致数で、企業ニーズの受け皿としての用地が四季が丘に1カ所しかなく、引き合いはあるものの、要件の不一致などにより工場等の立地には至っていないところであります。引き続き岡山県等とも連携を図りながら、企業ニーズに沿うようにオーダーメード方式も踏まえ、柔軟に対応してまいりたいと考えております。 次に、基本施策2、農林業の振興では5件で、1件目は美しい森林づくり整備面積で、内容としては松くい虫防除事業の対象面積ですが、新たな拡大の要望がないため目標値に至っておりませんが、引き続いて森林の保全を図ってまいりたいと考えます。 2件目は、農地に係る利用権設定率で、高齢化による農業従事者の減少と担い手不足により伸び悩んでいるところでございますが、引き続き農地流動化助成金交付事業を活用していただき、農地流動化の推進に努めてまいりたいと考えております。 3件目、4件目、はブドウのオーロラブラック瀬戸ジャイアンツの栽培面積ですが、目標値に対する達成率は約97%となっており、目標値を達成できるよう推進に努めてまいります。 5件目は、新規就農者就業奨励金交付者数ですが、新たに対象となる新規就農者が見込まれますので、目標値を達成できます。 次に、基本施策4、観光の振興では2件で、1件目は年間入り込み観光客数で年々順調に推移しており、引き続き本市の魅力を積極的に発信することで目標に達すると見込んでおります。 2件目は、各種イベントへの来客数で、平成27年度末では目標値に届いておりませんが、順調に推移し、本年度には目標を達成しております。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) ご答弁いただきました。 成果目標に達している事業が47事業、未達成が103件であるという答弁でございました。また、平成28年度中、また平成29年度当初には達成できる事業が5事業ということでございました。目標値は、3歳児教育を実施する園が12園とありますが、恐らくこれは13園になるんだろうなというふうに思っております。放課後子ども教室実施数が4教室、各イベントへの来客数が15万4,000人と、起業支援事業数が累計で3件、また建物耐震診断補助件数が39件となっていますが、全て達成可能ということでございました。具体的数値がこの6次総に掲げてありましたので読み上げました。 基本目標4の活力と交流を生み出すまちでは、産業の部門でありますが、イバラノミクスで20本の矢を放ち、産業の活性化に取り組まれ、現在進行中であるということでございました。先ほども答弁の中にありましたが、新規企業誘致は市議会の市民の声を聴く会でも非常に関心が高い問題です。四季が丘の企業誘致については、平成26年度建設水道委員会所管事務調査で、住宅団地の中にあり、例えば研究所、データセンター等に焦点を当てて取り組んでみてはと提言をさせていただきました。リーマン・ショック以来の景気の低迷、人口減少問題が現実化し、地方創生総合戦略が叫ばれ、低迷期に突入しつつあります。 しかし、井原市も生き残りをかけた経済支援等で活力を見出さなくてはなりません。我々議会もアンテナを張り、市民の方の情報も入れながら、ぜひとも頑張って企業誘致の目標を達成していただきたいと思います。また、オーダーメード方式も早急に検討していただきたいと思います。また、農業の振興では、新規就農者就業奨励金交付者の新たな対象者があるということでございました。新規就農者が安定して経営ができるように支援をしていただきたいと思います。 これで2問目の質問に入らせていただきます。 ○議長(上野安是君) 10番 簀戸利昭君。              〔10番 簀戸利昭君登壇〕 ◆10番(簀戸利昭君) 来年度、平成29年度井原市第6次総合計画の総仕上げの年をどのように取り組もうとされているのかをお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 続きまして、来年度井原市第6次総合計画の総仕上げの年における取り組みについてお答えをいたします。 平成29年度は、井原市第6次総合計画の最終年度であるとともに、平成27年度に策定いたしました元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略計画期間の中間年度に当たるため、総合戦略の取り組みをさらに強化していくこととしております。このため、第6次総合計画に掲げる6つの基本目標のうち、特に総合戦略と関連の深い活力と交流を生み出すまちと、いつまでも健康ではつらつと生きるまちに該当する分野における取り組みについてご説明いたします。 産業振興、雇用確保の分野では、イバラノミクス事業に新たにホテル・旅館施設促進事業及び既存1事業を加え、計22事業と充実させるほか、大阪商工会議所会員企業に対して働きかけを行う大阪の企業さん井原へおいでんせ~事業により、新たな企業誘致を試みるとともに、空き家を活用したアニメ制作スタジオ開設を支援するサテライトオフィス等誘致事業補助を実施することとしております。 移住、定住対策の分野では、元気いばらおいでんせ~事業の一環として、移住希望者が実際に井原市での生活を体験できるよう、芳井地区、美星地区に新たにお試し住宅を整備することとしております。 交流促進の分野では、星の郷アクティブヴィラペンションコメットの増改築やレストラン改修を行い、滞在型観光の促進を図ることとしております。 また、子育て支援の分野では、引き続き中学校3年生までの子ども医療費の無料化、本市独自の保育園、幼稚園の保育料の軽減を行うほか、今年度から開始しております産後ママあんしんケア事業の中にニーズの高い母乳相談をメニューに加え、拡充を図ることとしております。 いずれにいたしましても、平成29年度は第6次総合計画の総仕上げとなる年であり、最終目標の達成に向けて次の総合計画に積み残しのないよう、さらに選択と集中も進めながら第6次総合計画後期基本計画に掲げる各種施策を着実に推進してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) 新たにまた、産業の部門ではありますが新しい事業をなさるということでございました。 そこで、大阪の企業さん井原へおいでんせ~事業の詳細についてご説明をいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 大阪の企業さん井原へおいでんせ~事業の詳細についてお答えいたします。 本市への企業誘致を促進するため、大阪商工会議所の会員企業へ本市の企業用地や助成制度などを紹介するために、ダイレクトメールの発送や同会議所機関紙──大商ニュースと申しますけれども、これへのチラシの挟み込みを行うものでございます。ダイレクトメールにつきましては、本社機能が大阪にある資本金1,001万円以上の製造業約1,000社を対象にチラシを年1回送付することとしております。機関紙への挟み込みにつきましては、同会議所会員企業約2万8,000社にチラシを年1回挟み込むものであります。これらの取り組みの実施に当たり必要となる経費のほうを平成29年度当初予算のほうに計上させていただいております。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) 答弁いただきました。 1,001万円以上の商工会議所の企業へ、製造業の企業へダイレクトメールであるとか機関紙への挟み込みをなさるということでございました。一件でも多くの問い合わせや質問があることを期待し、企業誘致につながることを願っております。 続きまして、基本目標4の中や基本目標6の中にあるふるさと回帰促進事業がありましたが、来年当初予算の中には井原市第6次総合計画にはなかった事業が平成27年度から事業化して、地域おこし協力隊の予算が含まれております。その人員と配置についてお知らせください。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長
    建設経済部長(三宅道雄君) 地域おこし協力隊人員配置等についてのお尋ねでございます。 地域おこし協力隊制度につきましては、隊員が一定期間地域に居住して地域おこしの支援を行いながら、その地域への定住、定着を図ることを目的とした国の制度でございます。 本市第6次総合計画におきましては、地域おこし協力隊の事業は挙げておりませんけれども、定住対策の推進の観点から本市では平成27年度から積極的に活用しております。平成29年度予算案では7名分の経費を計上しておるところでございます。配置の場所につきましては、既存の既に決定しております大江地区、美星地区に合計5名、そのほかに新たに配置が決定しておりますのが芳井地区に1名、それとデニム活性化支援事業に1名、合計で7名となっておるところでございます。 今後もこの制度を有効活用することによりまして、定住人口の増加と地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) 7名分の配置予算であるというご説明でございました。 要望されている地域や場所にマッチした隊員で、また就農や起業をされ、地域に溶け込み、井原市や地域の発展や定住につながることを望んで、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、10番 簀戸利昭君。              〔10番 簀戸利昭君登壇〕 ◆10番(簀戸利昭君) 3番目に、来年度平成29年度のホテル・旅館誘致等促進事業補助金企業誘致の関連についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、ホテル・旅館誘致等促進事業補助金企業誘致の関連についてのご質問でございます。 企業誘致につきましては、地域経済の活性化や雇用の創出につながるものであり、地域の活力向上に大きな効果をもたらすことから、第6次総合計画後期基本計画を初め、総合戦略においても本市の重要施策として位置づけ、工業を初めあらゆる業種を対象に取り組んでいるところであります。 第6次総合計画では、誘致する企業はあくまで製造業を対象として、工業の振興の中での目標設定としておりますことから、このたびの補助で誘致できたとしてもカウントできないものと考えております。しかしながら、企業誘致とは本来地域の活力向上に大きな効果をもたらすものであることから、業種を問わず捉えるべきと考えておるところであります。 いずれにしましても、このホテル・旅館誘致等促進事業補助とともに本市の重要施策であります企業誘致を、引き続き県等とも連携を図りながら全力で取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) ありがとうございました。あらゆる業種ということでありました。井原市第6次総合計画では、工業振興の中で製造業を基本とした企業誘致であるとのことでございました。今後、サービス業も含めてはいかがなものかと思います。高い成果指標を決めて、目標に向けいろんな施策を打ってこられました。井原市第6次総合計画後期基本計画の仕上げの年として、成果が上がり井原市が活性化できますことを期待し、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、10番 簀戸利昭君。              〔10番 簀戸利昭君登壇〕 ◆10番(簀戸利昭君) それでは、2番目の質問に行きます。 農林水産省の空き家・廃校活用交流プロジェクト事業について伺います。 農林水産省の空き家・廃校活用交流プロジェクト事業は、空き家・廃校等の地域資源を、田舎暮らし希望者の受け皿や多機能な施設等の活用を支援とあり、政策目標としては、廃校を利用した定住・交流人口の増、平成30年度までに全国で80万人としています。この事業を活用して、就農による本市への移住希望者の一時滞在施設として、本市の廃校になった小学校等を利用してはどうかお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、農林水産省の空き家・廃校活用交流プロジェクト事業についてのご質問でございます。 この事業を活用し、就農による本市への移住希望者の一時滞在施設として、本市で廃校になった小学校等をこの事業で活用してはどうかとのお尋ねですが、この事業では施設の利用者を新たに農林漁業に従事する人と限定しております。本市においては、定住希望者であればどなたでも利用できる施設となるよう、国の地方創生拠点整備交付金などを活用して芳井地区と美星地区へいばらぐらしお試し住宅の整備を進めていることから、現在のところこの事業の活用は考えておりません。 廃校になった小学校等の活用につきましては、既に地域で利用されていたり、民間事業者が事業所として利用されている事例もあり、今後廃校になった小学校等を利用したいという事業者等があった場合は、地元とも協議しながら活用を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) 交付金が違うというようなご答弁であったかと思います。この事業を利用して美星、芳井のお試し住宅と関連があるのかなと思っておりましたが、ちょっと違うのかなという気がしてまいりました。 なぜこの質問をしたかと申しますと、ある雑誌に、廃校を利用して高齢者が手軽に作業ができる生きがいづくりで、例えば建物の中で水耕栽培を利用した軟弱蔬菜栽培をし、契約栽培をされている地域がございました。 また、ほかに農林水産省プロジェクトの主な重点プロジェクトの中には、子ども農山漁村交流プロジェクト、これは総務省と文部科学省との連携で、子供の農山村での宿泊による農業体験や自然体験活動等を支援というような事業もありました。また、農と福祉の連携プロジェクトといたしましては、厚生労働省と連携して高齢者や障害者、生活困窮者等を対象とした福祉農園の拡大、定着を推進ともありました。 また、農業と観光の連携プロジェクトということで、観光庁と連携をしてグリーンツーリズムとほかの観光との組み合わせや、訪日外国人旅行者の農山村への呼び込みを推進等があります。本市の各課、各部署でも研究されていると思いますが、なお一層各省庁の有利な事業交付金等の利用を推進していただきたいと思います。 これで私の全ての質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 次に、個人質問を行います。──1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 皆さんおはようございます。 1番議員、西村慎次郎でございます。通告に従いまして、質問をさせていただきます。 まず最初の質問は、ふるさと納税についてであります。 ふるさと納税は平成20年度から実施されており、生まれ育ったふるさとや地域を大切にしたい、ふるさとのために貢献したいという思いから、応援したい、貢献したいと思う地方自治体へ寄附した場合、その相当額が今住んでいる自治体の住民税などから控除される制度です。今では全国の自治体が財源確保に向けて、さらには地場産品のPR促進面からもさまざまな取り組みをされています。本市も例外ではなく、特産品であるブドウやデニム製品などを返礼品に取り入れ、特色ある運用をされていると思います。 そこで、本市のふるさと納税について1つ目の質問です。 本市における寄附の状況として、本年度の件数と金額、寄附額別の件数、寄附件数が多い月は何月か、寄附の使途の指定状況、そして過去2年の寄附の使途についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、1番 西村議員さんのご質問にお答えをいたします。 ふるさと納税の寄附の状況についてのご質問ですが、本年度のふるさと納税の寄附について平成29年1月末現在で申し上げますと、寄附件数は281件、寄附額は1,171万3,000円となっております。 寄附金額の内訳として、寄附額別の件数につきましては、寄附額が5,000円から1万円までが157件、1万円を超え5万円までが85件、5万円を超え10万円までが8件、10万円以上が31件という状況であります。 また、この寄附件数が最も多い月は12月で、次いで4月、6月となっております。 寄附の使途については、条例で本市の未来を担う子供たちを健やかに育むための教育、文化諸事業及び本市の美しい環境を守り後世に引き継ぐための諸事業に充当するとしており、本年度から教育、文化、環境の分野及びいずれでもよいを指定して寄附の申し込みができることとしております。 本年度の状況を申し上げますと、1月末現在で、いずれでもよいを指定された方は126件で589万3,000円、教育を指定された方は74件で320万円、環境を指定された方は56件で159万円、文化を指定された方は25件で103万円となっております。 なお、平成26年度、27年度分の寄附につきましては、本市の未来を担う子供たちを健やかに育むため、教育事業に充てております。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。平成28年度から寄附の使途についても選択できることとなっているということで、井原市を応援してくださる寄附者の意向が反映できて、よい仕組みに改善がされているのだなというふうに思います。 そうした中、本市へのふるさと納税の寄附金は多いのか少ないのかということも気になるところであります。本市に気持ちを寄せてくださる方が多ければ多いほど、それだけふるさと納税の件数や寄附額も大きいのではと考えるところで、見方を変えれば、井原市に興味を持っている方がふえているのか減っているのかという一つの指標にもなるのではないかというふうに思います。 そこで、近隣の市や町の寄附の状況について伺います。 平成27年度の実績は既に出ていると思いますので、井笠圏域の自治体で結構ですので、わかる範囲での寄附の状況をお教えください。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 井笠圏域の各自治体へのふるさと納税の寄附額の状況でございます。 平成27年度実績につきましては、全国の自治体の実績を総務省のほうが公表しております。井笠圏域の市町村の実績につきましては、次のとおりでございます。 まず、笠岡市が483件で1,785万5,000円、浅口市が2,608件で3,572万円、里庄町が19件で101万6,000円、矢掛町が65件で297万1,000円となっております。本市につきましては、217件で1,103万円でございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。平成27年度実績では、他の市や町と比べて本市の状況が特に悪いわけではないという、頑張っておられると評価できるのかなというふうに思います。ふるさと納税というのは、市外の方から本市を応援してもらう貴重な財源だと思っています。 そこで、本市の個人市民税とふるさと納税の寄附額を比べたらどれくらいの比率になるのでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 本市の個人市民税の税収とふるさと納税の寄附額との比較のお尋ねでございます。 平成27年度の決算では、個人市民税の収入済額が16億2,059万1,370円、ふるさと納税の寄附金額が1,103万円であり、比率割合といたしましては約100対0.7となっております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) 個人市民税と比較すれば平成27年度では100対0.7ということで、個人的には今後さらにふえていくことを期待したいところであります。 ふるさと納税は、応援の気持ちを持って寄附される方のほかに、やはり返礼品というのを目的として寄附されている方も多いのではないかと思います。そうすると、例えばお中元ですとかお歳暮の時期が多いかなというふうに想像していたわけですが、先ほどの市長の答弁では12月、4月、6月ということでした。市ではその理由っていうのをどのように考えておられますでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) ふるさと納税寄附件数の多い月の理由の分析でございます。 先ほど市長答弁にもございましたように、寄附件数の多い月は、一番多いのが12月、次いで4月、6月の順でございます。 まず、12月につきましては、寄附の申し込みが下旬に集中しておりますことから、所得確定に伴います申し込みではないかと推測いたしております。 4月につきましては、昨年の場合ちょうどインターネット上でクレジット決済を始めた月でございまして、この影響ではないかというふうに推測しております。 6月は、本市の特産品でありますブドウの返礼品の申込期限に当たる月であったことが考えられるというふうに分析しております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。寄附の方法が便利になったことや年末の所得税確定によって寄附の額等を決めて、納税される方が多くなったということでありました。また、特産品であるブドウ目当てに寄附される方も多いということがわかりました。 こうしたことから、寄附がふえる時期に人気のある返礼品がそろっていることが望ましいと考えるわけですけども、現在、本市のふるさと納税で人気のある返礼品というのはどういったものがありますでしょうか。人気のあるものを上から3点ほどご紹介いただければと思います。また、全国的にはどのような分類の品物が多いのか、わかる範囲であわせてお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 本市のふるさと納税で人気のある返礼品の上位3つ。それから、全国ではどういったものが人気なのかというふうなお尋ねでございます。 現在、本市では返礼品を27品目設けておりまして、平成28年度では一番申し込みが多くあったのは冬ぶどう、続いて美星ハムセット、それからデニムオーダースーツという順番となっております。 また、全国的にどのような分類の品物が人気なのかというふうなお尋ねでございますけれども、これについては公的に調査したものはございません。しかしながら、一般的に返礼率の高いものがやはり人気なのではないかというふうに考えております。ただ、返礼品としてインターネットのサイト上に登録されておりますものの件数でまいりますと、やはり肉類、果物類、お米などが多いように分析しております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。全国的に人気のある品物というのは、やはり返礼率が高いと思われるものが多いということで、理解できるところであります。また、登録件数が多い分類は肉類、果物類、お米ということで、井原市にもそういった該当する品物があるようです。ブドウなどは、ふるさと納税ができる時期を、例えば他の自治体とずらすという、時期をずらすなどすると、返礼品目的でふるさと納税をしていただける方に対しては効果があるのかなというふうに思います。私の知り合いにはお中元やお歳暮をふるさと納税でされた方もいらっしゃいますので、その時期に合わせた返礼品の品ぞろえというのがあってもよいのかなというふうに思います。 また、ふるさと納税をされる方の多くはインターネットを使っての寄附だと思います。ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスを見ますと、選択していくやり方として、寄附をする地域とか自治体を選んでから寄附額や返礼品を選択する方法と、一方で、自治体を余り意識せずに、寄附額を選んでその中から返礼品を選んでいくという、返礼品を目的に選ぶ方法というのがあります。多くの人は自治体を余り意識せず、寄附額とか返礼品から選ぶ方法をとられているのかなというふうにも思っています。その後、自分が選んだ返礼品がどの自治体だったのかなと、その自治体がほかにどのような返礼品があるのかなというような形で自治体を検索されるというような流れなのかなということも想像しております。 そうすると、返礼品ありきで見られている方っていうのは、肉類とか果物類になると返礼品がたくさん出てきますんで、そうするとその品物を選んだときのトップページに井原市の返礼品が出てくるというのが有効になってくるし、鍵になるのかなというふうに思いますんで、検索のトップページにどうやったら出てくるのかというのは、いろいろ複雑な仕組みがあるものと思いますし、なかなかわからないところもあるんですけど、そういったところも研究していってはどうかなというふうに思います。 いずれにしましても、ふるさと納税は税収アップにもつながりますし、地場産品のPRのチャンスと思いますので、今後も取り組んでいただくことをお願いしまして、1つ目の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 引き続き、1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 次に、本市のふるさと納税の考え方について質問させていただきます。 平成28年6月議会においても、同僚議員からふるさと納税に対する質問答弁があり、若干重複することがあるかもしれませんが質問させていただきます。 まず、市ではふるさと納税の返礼品についてどのように考えられていますか。また、自治体間での競争が激化している中、ふるさと納税をどのような位置づけで考えていらっしゃいますか。そして、井原市への寄附額について目標額を設定していますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、本市のふるさと納税の考え方についてのご質問でございます。 ふるさと納税は、人口が少ない地方の自治体も税収がふやせられないかということから始まったもので、納税者が生まれ故郷に限らず自分で応援したい自治体を選んで寄附した場合に、所定の自己負担額を除き所得税及び住民税から控除される制度であります。しかしながら、最近では換金性や返礼割合の高い返礼品について問題視されているところであります。 平成28年4月には、総務省からこのふるさと納税の趣旨に反するような返礼品の送付を行わないよう再度通達があったところであり、また先月の17日には高市総務大臣からふるさと納税の返礼品をめぐる課題を整理し、春を目途に改善策をまとめる方針であると報道発表もされたところであります。このような中、本市ではふるさと納税の趣旨に従い節度ある対応をしてきているところであります。 また、ふるさと納税の位置づけにつきましては、寄附促進に伴う歳入の確保と本市の魅力や地元特産品等のPRを初め、販売促進及び地域経済の活性化などの相乗効果を図るものだと考えているところでありまして、今後も寄附しやすい体制づくりに努めてまいるものであります。 ふるさと納税の寄附額に目標額があるかどうかについてのお尋ねでありますが、特に目標額を設定しているわけではありませんが、先ほど申し上げましたように、寄附しやすい体制づくりに努め、少しでも寄附額が多くなることを期待しているものであります。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。ふるさと納税に対する本市の考え方についてご答弁をいただきました。ふるさと納税の趣旨に従って節度ある対応をしていくという考えでありました。 隣の笠岡市は、今年度は大きく寄附額が伸びるという新聞報道もありました。井原市においても寄附額が伸びることを期待したいところでありますけども、先ほどの答弁でありましたように余り過度なことにならないようにしないといけないなというふうにも思います。それから、ふるさと納税の寄附額に目標額は設定されていないということでありますけども、今後も地場産品のPRを初め、販売促進などの相乗効果が生まれるよう寄附しやすい体制づくりというのに努めていただくようお願いし、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 次に、今後の取り組みについて質問させていただきます。 本年1月に、ふるさと納税の返礼品について公募されていましたが、この目的や申し込み状況についてお伺いします。 また、平成29年度の当初予算の寄附金で、ふるさと納税寄附金に6,414万円が計上されています。平成28年度の1,100万円と比べて5,000万円を超える額となっていますが、何か新たな取り組みを考えておられるのでしょうか、お伺いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、今後の取り組みについてのご質問でございます。 本市のふるさと納税返礼品につきましては、市内事業者にみずから参入していただくため、本年度初めての取り組みとして、この1月から公募による特産品の受け付けをさせていただいております。協力していただいた事業者の方々には、市のホームページを初め、ふるさと納税ポータルサイト等に商品の画像や名称、事業者名が掲載でき、返礼品発送時にはパンフレット等を同梱し、自社製品をPRしていただくことができるようになります。 1月末現在の申し込みの状況でありますが、18の事業所から72品の応募があり、この場をおかりしまして多くの事業者の皆様にはご協力を賜りましたことに御礼を申し上げたいと思います。なお、1月末までに申し込まれた特産品につきましては、4月から返礼品として取り扱うこととしております。 次に、平成28年度に比べて平成29年度の予算が膨らんでいることについてのお尋ねですが、これは公募で返礼品の数がふえることと、井原産のお米についてJA岡山西から提案を受け、地域農業の活性化支援の観点からまとめて取り扱うことにより、ふるさと納税が増加することを期待するものであります。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。現在の返礼品の数が27品目ですから、先ほどの答弁で72品の応募があったということで、3倍ぐらいには膨らむのかなということで、寄附金額も伸びるのではないかと期待しているところです。 公募という手段をとられまして、多くの事業者の皆さんに自社製品を広めるというチャンスができたわけですが、来年度の返礼品の申し込みは1月末で締め切られているようです。多くの事業者に参加していただきたいと思っているところで、これから参加したいという事業者がありましたら、次はいつ公募されるんでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) このたびの公募に締め切りを設けた理由でございますが、こちらにつきましては4月から使用するパンフレット、使用、配付するパンフレットを作成するために期限を設けさせていただいたものでございます。応募につきましてはいつでも受け付けておりますので、どしどしご応募いただきたいというふうに考えております。ただ、今後の申込者の方につきましては、インターネット上のふるさと納税ポータルサイト、こちらのほうにはPRを掲載することができますけども、パンフレットには掲載することはできないということはご了解いただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。希望する事業者の皆さんはいつでも申し込みされれば参加できるということで、柔軟な対応をされているということがわかりました。参加されれば、自社の商品について売れ筋であるとか、どういった方面の方に需要があるのかとか、売れる時期などについても知ることができ、経営のデータにも活用できると思いますので、ぜひ多くの事業者が申し込まれることを期待します。 ちなみに、今回の公募で今までになかった商品ではどんなものがあるのか、数点紹介いただければと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 今回の公募により、今までになかった商品の紹介をということでございます。 先ほど市長が答弁いたしましたように、公募で申し込まれた件数は全部で72点でございました。今までになかった商品といたしましては、そうめん、茶そばなどの麺類、酢などの調味料、スイーツやまんじゅうなどのお菓子、デニムの着物などがございました。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。新しく72品が加わって、今伺っただけでも4月からは非常にバリエーションに富んだ返礼品になるのかなというふうに思います。 私の知り合いで井原市にゆかりのある方からは、返礼品としてでんちゅうくんグッズをとか、美星牛乳をといった要望も伺っています。でんちゅうくんグッズについては、今回の4月からの中に含んでいるんだろうなというふうに思っておりますけども、美星牛乳は返礼品として可能かどうかというのは、どうなんだろうというふうに思いますけども、ふるさと納税をしてくださる方のご意見も伺いながら、返礼品の充実ですとか、また返礼品ごとにふるさと納税の受け付け時期とか期間っていうのも調整に努めていただけたらなというふうに思っています。 また、寄附の使途については、教育、文化、環境という分野が今は選択できるようになっていますけども、例えば農業振興の分野を加えるなど、使途の選択分野も検討されてはどうかなというふうに思います。 それから、また提案ですけども、友好親善都市縁組を締結している大田原市とか魚津市の特産品を、例えば本市の返礼品に加えるとか、また逆に井原市の特産品を両市の返礼品に加えていただくとかということで、双方での相乗効果っていうのを生む方法もあるのかなというふうに思っています。そういったことも今後検討いただきたいというふうに思います。 いずれにしましても、ふるさと納税の目的ですとか位置づけというのは大きくぶれることなく、寄附しやすい体制づくりに努めていただいて、ふるさと納税が来年度の予算額を上回ることを期待しまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 次に、井原市の魅力発信について質問します。 平成27年4月の機構改革により、地域創生課が設置されて2年が経過しようとしています。そうした中、本市の魅力を全国に発信するため、地域創生課の中に魅力発信係がつくられ、さまざまな形で本市の魅力を発信されていることについて質問します。 まず、これまでの市単独イベントの取り組み状況についてお伺いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、本市の魅力発信についてのご質問であります。 まず、お尋ねの市単独イベントの取り組み状況についてでありますが、本市は地域創生課に魅力発信係を設置して以来、大都市圏でのPRに重点的に取り組んできたところであります。 平成27年度は、9月に東京スカイツリータウンを会場に、友好親善都市の栃木県大田原市と盟約30周年記念のイベントを開催し、両市の魅力を広く発信したところであります。当日は約1万5,000人もの来場があり、デニムやブドウの物販など会場は大盛況でありました。 このほか、積極的な魅力発信として、5月に私と営業部長でんちゅうくんがなんばグランド花月吉本新喜劇へ出演した際に、会場内に物販ブースを設け、本市のPRを行ったところであります。なお、劇の様子が全国12局で放送されるなど、本市の知名度向上に大きな効果があったと認識しております。 本年度の取り組み状況でありますが、東京新橋の岡山県アンテナショップとっとり・おかやま新橋館を会場に、2つのイベントを開催しました。 まず8月には、井原産ブドウのPRを主な目的として、いばらぶどうPRフェアを開催しており、ブドウの里井原を首都圏に積極的にPRしたところであります。11月には、まるごといばらPRフェアと題して、本市のブランド品である井原デニムや新鮮野菜など、旬の魅力を積極的にPRしました。 一方、関西圏では、10月に神戸市内のテニススクールを会場に、井原産ブドウのPRを実施しており、大勢の方から好評をいただき、次年度開催に向けて確かな手応えを感じたところであります。 このほかにも、でんちゅうくんがゆるキャラグランプリでこの2年間上位進出を果たしたことで、でんちゅうくんの知名度向上はもとより、本市の魅力を全国に発信したところであります。 ○議長(上野安是君) 11時10分まで休憩いたします。              午前11時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時10分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。──西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ご答弁ありがとうございました。この2年間、井原市では首都圏や関西圏など大都市圏でのPRを重点的に取り組まれていることがよくわかりました。昨年度の東京スカイツリータウンや吉本新喜劇、今年度は岡山県のアンテナショップの活用など、場所を変えながら、かつPRする品目も時期によって工夫しながら取り組んでいるということであり、それぞれのイベントには一定の成果があったのだろうというふうに思います。 さて、こうした市独自での取り組みがある一方で、例えば岡山県や高梁川流域、備後圏域など、広域での連携によるイベントについて地域創生課が設置された平成27年4月以降、これまでの取り組み状況をお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 平成27年4月から現在まで、広域連携での取り組みについてのお尋ねでございます。 平成27年4月から現在まで、広域での連携によるイベントでございますが、まず岡山県備中県民局の主催事業といたしまして、平成27年度、28年度とも9月に東京新橋の岡山県アンテナショップとっとり・おかやま新橋館におきまして、備中地域の特産品の販売や観光PRを行うおかやま備中マルシェが開催され、本市も参加しております。 また、本市が加盟いたします備後圏域連携協議会では、昨年12月に首都圏での発信イベント「BINGOフェスティバル~備後deクリスマス~」を東京有楽町にて開催したところでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。広域での連携による取り組みも盛んになりつつあるのかなというふうに思います。単独でイベントを開催するというよりも、広域もうまく利用して取り組むことで、イベントとしての発信力や情報の拡散する力は高まると思いますので、今後もこうした取り組みも有効に活用して、井原市の知名度向上につなげていただきたいというふうに思います。 ところで、こうしたイベント以外にも井原市を知っていただくために多方面へのPRが考えられますが、そこで地域創生課が設置されてから今までの間、イベント以外でどのようなPRですとか情報発信をされているのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 地域創生課を中心としたイベント以外での取り組みの状況についてのお尋ねでございます。 平成27年4月から現在まで、イベント以外のPRにつきましては、まず魅力発信係のセールスマン2名が企業誘致や移住、定住施策、観光施策、でんちゅうくんを活用したセールスなど、さまざまなPRを地道に取り組んでいるところでございます。 まず、企業誘致につきましては、本市への企業進出を促進するため、大都市圏のセミナーに参加し本市のPRを行っております。また、大阪商工会議所の会員企業で大阪に本社機能のある約800社にダイレクトメールを発送し、四季が丘団地企業用地や助成制度のPRを行ったところでございます。 移住、定住施策では、県やふるさと回帰支援センターなどが主催いたします移住・定住フェアへの積極参加やお試し住宅利用者への市内案内など、移住、定住希望者向けのPRを行っております。 観光施策につきましては、東京や大阪での観光商談会に参加し、本市の観光資源や特産品のPRを行っております。 でんちゅうくんを活用したセールスにつきましては、年間150回を超える市内外でのPR活動やSNSでの情報発信等を行っているところであります。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。イベント以外にも、企業誘致や移住、定住施策、観光施策など多方面にわたり井原市のPRに取り組まれているということがわかりました。いずれにしましても、井原市の魅力をさまざまな形で発信することで井原市をより多くの人に知っていただき、さらには井原市という名前を覚えてもらうことが大事であると思います。 イベントについての質問をさせていただきましたけども、イベントというのはインパクトがあっていい反面、一過性でもあり、すぐに記憶から忘れ去られてしまうところもあると思います。イベント以外にもSNSを利用しての情報拡散であったり、メディアの有効活用といったぐあいに、さまざまな手法でバランスよく継続的なPRに取り組むことが大事であると思います。また、取り組む分野によってターゲットの設定をどうするのかとか、何を伝えていくのか、どう動かすのかといったストーリー性も重要であります。受け手側が、他人事ではなく自分事と感じていただけるように、受け手側の関心を引きつける発信をしていかなければいけないというふうに思います。 首都圏一極集中であるとか人口減少が叫ばれる中にあって、地方自治体はまさに生き残りをかけた戦いを行っていると思います。そうした中で、外から人を地域に呼び込み経済を循環させ、持続可能な社会を築くためには何よりも井原市を広く知ってもらい、魅力を感じていただくことが大事です。こうした魅力発信の取り組みは、一朝一夕にはいかず何かと大変かと思いますが、今後も多方面にわたって継続的かつ効果的な井原市の魅力発信に取り組んでいただくようお願いし、またエールを送りまして、1つ目の質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 次に、新年度予算案に計上されているジャパンエキスポWABI-SABIパビリオン出展事業について、先日新聞に記事が掲載されているのを確認しましたが、改めてどういった経緯で出展に至ったのか、またどのような内容なのかお伺いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、ジャパンエキスポWABI-SABIパビリオン出展事業についてのご質問でございます。 ことしの7月6日から9日までの4日間、フランス・パリで開催されるジャパンエキスポは、約25万人の来場が見込まれる世界最大規模のクールジャパン発信イベントであります。このたびの出展の経緯ですが、当イベントの最大公式パビリオンWABI-SABIの主催者であります一般社団法人ジャパンプロモーションから、でんちゅうくんに日本代表としての出演依頼があったものであります。依頼の理由としましては、歌舞伎の鏡獅子がモデルのでんちゅうくんが、和を表現するパビリオンの趣旨に合致しており、また日本文化に高い関心を持つイベント来場者へのアピール力も大いに期待できることから、主催者からお声がけをいただいたものであります。 こうしたことを受け、このたびのジャパンエキスポへの出展をまたとないチャンスと捉え、私も現地へ赴き、でんちゅうくんとともに日本の文化や井原の文化を大いに発信してまいりたいと存じます。あわせて、特産品の井原デニムや美しい星空など、本市の魅力も余すことなく発信し、本市へのインバウンド誘客にもつなげてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。営業部長として井原市の魅力を全国に発信しているでんちゅうくんの活動には目を見張るものがありますが、今回はさらに日本代表として主催者よりお声かけをいただいての海外進出とのことで、大変喜ばしい限りであり、私自身この話を耳にしたときは大変驚きました。 ちなみに、日本代表とのことでありますが、今回のジャパンエキスポへはでんちゅうくん以外に全国から何体のキャラクターが参加するのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 今回のジャパンエキスポへは、でんちゅうくん以外に全国から何体のキャラクターが参加するかとのお尋ねでございます。 主催者によりますと、現在でんちゅうくんのほか、5体のキャラクターの参加が確定していると伺っております。本市の友好親善都市であります栃木県大田原市のキャラクター与一くんも参加するとのことでありまして、現地で一緒に活動することで会場全体を盛り上げてくれるものと期待しているところでございます。なお、岡山県はもとより、中国地方からの参加はでんちゅうくんのみでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。現時点ではでんちゅうくんのほか5体とのことでありまして、全部で6体というのが現時点での数字かなというふうに思います。たしか昨年のゆるキャラグランプリのエントリー数というのは1,400体以上がエントリーされていたと思いますんで、これだけのキャラクターがいる中で主催者の目にとまったっていうのは本当にすごいことだなというふうに思います。また、友好親善都市の栃木県の大田原市の与一くんも参加ということですので、二重の喜びでもありますので、現地でのコラボに大いに期待したいというふうに思います。 さて、先ほどの市長の答弁では、市長みずから現地へ赴き、でんちゅうくんとともにトップセールスをされるという答弁でありましたが、そのほかこのジャパンエキスポへ参加される方がいらっしゃるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) ジャパンエキスポには市長、でんちゅうくんのほかに誰が参加するかというふうなお尋ねでございます。 参加する人員といたしましては、市長、でんちゅうくん、それから井原市観光協会代表など合計で6名の予定でございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ジャパンエキスポへの派遣は6名ということでありました。 新聞報道では、昨年ジャパンエキスポには約23万人ということで、先ほどの市長の答弁では25万人ぐらいが予測されているという集客とのことですけれども、現地では忙しくPRされることになるのかなというふうに感じています。それぞれ6名が役割を分担されて、効果的なPRにつなげていただきたいというふうに思います。 なお、現地ではでんちゅうくんのPRはもとより、特産品の井原デニムや美しい星空など井原市の魅力を世界に向けて発信するとのことですけども、このイベントに出展することによる効果っていうのはどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) ジャパンエキスポに出展することによる効果についてのお尋ねでございます。 まず、1点目といたしまして、鏡獅子をモデルにしたでんちゅうくんと欧州でもなじみの深いデニム製品の出展は、現地でも高い評価を得られるものと思われ、SNSでの拡散など多大なPR効果があるものと考えております。 2点目といたしまして、でんちゅうくんに日本代表として海外進出の肩書がつくことで、国内での知名度向上に効果があるものと考えております。 3点目として、期間中に販売するでんちゅうくんグッズやデニム製品の売り上げでございます。 次に、4点目といたしまして、昨年の同イベントのアンケートでは、来場者のうち83%、約19万5,000人がこのイベントをきっかけに日本へ行きたくなったというふうに回答しておりまして、本市の知名度向上による誘客にも効果があるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。4点の効果を述べていただきました。これだけイベントの規模が大きく、また日本文化に高い関心を持ついわゆる日本のファンが来場するとあって、さまざまな効果が期待できると感じているところであります。特に4点目の誘客効果についてですが、外国人の旅行目的地がこれまでの東京とか大阪、京都といった有名観光地から地方に向いているというふうに言われています。 先日の新聞報道で、瀬戸内市の備前長船刀剣博物館というのがありますけども、そこにフランス人の入館者が急増しているという記事が載っていましたし、また岡山の後楽園はフランスのミシュラン社の旅行ガイドブックで最高評価の3つ星を獲得して、外国人観光客の来園がふえているとのことでありました。 こうした県内の動きがある中で、井原市の魅力を現地で伝えることができれば、本市への誘客も十分に可能ではないかなというふうに感じたところであります。これは私からの提案ですけども、井原市の魅力を強く印象づけるという点で、井原デニムのPRについては、せっかくでんちゅうくんが出演するということですから、でんちゅうくんが例えばデニムのズボンをはいたり、デニムのジャケットを着たり、またデニムのスーツを着せるのもよいと思いますけども、来場者へでんちゅうくんと井原デニムというのがつながるようなインパクトあるPRをお願いしたいなというふうに思います。 また、井原市へのインバウンドを期待するのであれば、井原市へ行ってみようと思ってくださるフランス人の方っていうのはまずどうするかというと、井原市のホームページを多分見られると思います。その井原市のホームページ、今日本語と英語、外国語版というと英語は対応してるんですけども、フランス語版も7月までに対応すべきかなというふうに思います。ぜひご検討いただきたいというふうに思います。 それから、来場者に覚えていただくためには、PRの継続性っていうのも大事かなというふうに思います。このジャパンエキスポには今年度だけでなく毎年出展することになるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) ジャパンエキスポに毎年出展することになるのかとのお尋ねでございます。 でんちゅうくんの派遣につきましては、主催者側からのお声がけをいただくことが前提条件でありますが、ブースの出展につきましては、出展費用を負担すればキャラクターの有無にかかわらず参加は可能でございます。いずれにいたしましても、派遣後の効果の検証をしっかり行うことが重要だろうというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。派遣後の効果の検証を行った上での判断ということで、確かにそのとおりだと思います。 一方で、国内市場の縮小が懸念される中で、海外進出による新たな市場の開拓は大きな魅力でもあるかなというふうに思います。出展の効果が見込まれるのであれば、将来のプランニングをしっかり立てた上で、複数年にわたって取り組むことも一つの方法かというふうに思います。 そこでまた質問ですけども、でんちゅうくんが誕生して今4年がたとうとしております。毎年ゆるキャラグランプリに出場していましたが、昨年で最後の挑戦ということでした。そして、今回は海外進出ということで、さらに大きな挑戦をされます。営業部長であるでんちゅうくんにかかる期待は今後も大きいものがあると思いますが、今後のでんちゅうくんの活動の方向性についてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) でんちゅうくんの今後の活動についてのお尋ねでございます。 でんちゅうくんの今後の活動につきましては、営業部長としてこれまでどおりの活動を行うことはもとより、まずは今回のジャパンエキスポでの活動を成功させることで、キャラクターとしての知名度をさらに高め、国内での新たな引き合いの獲得につなげてまいりたいと考えております。また、高まった知名度を生かしまして、でんちゅうくんイコール岡山県井原市となるようイメージの構築を図るとともに、特産品の販路拡大や交流人口の増加など、さまざまな角度から相乗効果が発揮できるよう、今後取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) るるご説明ありがとうございました。でんちゅうくんの知名度が高まれば、メディアを初めさまざまな業界からの引き合いがふえると思いますし、新たな展開も生まれてくると思います。 また、先ほどでんちゅうくんイコール岡山県井原市との答弁がありましたが、全くそのとおりだと思います。でんちゅうくんには特産品や観光名所との関連づけを強化し、エピソードなどをつくり込むことででんちゅうくんと言えば井原、でんちゅうくんといえば田中美術館とか井原デニム、星空というようにでんちゅうくんだけでは終わらせず、井原市につながるような関係の構築を期待したいと思います。そうすれば、本市への誘客など目に見える経済効果にもつながっていくはずです。 今回のジャパンエキスポにつきましては、でんちゅうくんが日本代表に選出されたことは本当にすばらしいことだと思いますし、市民の誇りでもあります。市長とでんちゅうくんには、このまたとないチャンスを生かして、現地でしっかりとPRしていただきたいと思います。 7月の4日間で行かれるとのことでありますが、この7月の一時的な盛り上がりではなく、それまでの準備ですとか、このジャパンエキスポへ参加後のフォローなど、ストーリー性を持って対応していただきたいというふうに思います。 例えば、準備できるものとしては、先ほど言いました井原市のホームページですとかでんちゅうくんのホームページ、また観光協会のホームページをやはりフランス語版で作成するですとか、また観光パンフレットの外国語版を作成するといったことができるのかなというふうに思います。 また、ジャパンエキスポへ行かれた際にはイベント会場での写真を撮られると思いますけど、その風景だけでなくって、例えばでんちゅうくんが飛行機に乗ってる写真をSNSで発信するとか、フランスの観光地、例えば凱旋門前で観光しているでんちゅうくんの写真を撮ってSNSで活用して情報発信してほしいというふうに思いますし、フランスへは飛行機で行くと勝手に思っていますけども、せっかくでんちゅうくん号があるんで、このでんちゅうくん号でジャパンエキスポへの会場へ行くとかということも話題になる一つの方法かなというふうに思います。 また、今後のことっていうことを考えると、次なる目標としては2020年に東京オリンピックがあります。このマスコットキャラクターはまだ決まっていません。東京五輪も和を世界に発信したいというふうに思いますんで、世界へ和というとでんちゅうくんというのが今回の選ばれたきっかけになっているのかなというふうに思いますんで、そういった東京オリンピックのマスコットキャラクターへ名乗りを上げるとかということも今後ぜひ検討していただきたいというふうに思います。非現実的な話をしたかもしれませんけれども、今後のストーリー性をしっかり描きながら、今回のジャパンエキスポに臨んでいただきたいというふうに思います。 そこで、最後に瀧本市長に私が言った提案をぜひ考慮していただきまして、ジャパンエキスポにかける意気込みを改めてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) さまざま西村議員さんからご提案、ご提言等いただきました。 このたび、このオファーを受けたわけでございますが、今海外では日本のアニメを初め、また昨今ゆるキャラもブームになっておるようでございますが、また日本文化が大変大きなブームになっておるようでございます。特に関係者に聞きますと、やはりフランスというのは大変日本に好感を持たれとる方が非常に多いということで、このジャパンエキスポも18回を数えるわけでございますけれども、まさにその最初は、関係者に聞きますと、フランス人3人の方から始められたこのイベントだそうでございます。そうした中から、今は毎年約25万人もの日本ファンが来場されるということで、これに我が市のでんちゅうくんがオファーを受けたことは本当に大変喜ばしいことだと私自身感じておるところでございます。 そして、昨年も熊本県のくまモン、高知県のしんじょう君とか、それから富山県の滑川市のキラリンですかね、そういった5体出演されたそうでございますが、その富山県の滑川市がこの雑誌に投稿されとるのをちょっとご紹介しますと、市イメージアップキャラクターキラリンと一緒にホタルイカの町、滑川市の魅力をPRしています。ジャパンエキスポ開催前から、日本国内のテレビや新聞でも多数取り上げていただきました。ここパリでもキラリンは大人気で、連日ブースが人であふれ返っています。フランス語でつくったパンフレットやグッズが飛ぶように来場者の手に渡っていき、光るイカがいるなんて驚き、ぜひ滑川に足を運んでみたいなどと、大変ご好評いただいたというような投稿を雑誌に載せておられますけれども、私も先日この決定の報道発表をさせてもらったことによりまして、早くも市民の方々から、でんちゅうくんフランスに行くんですね、すごいですねといった反響もいただいておるところであります。 ぜひ、この絶好のチャンスを逃すことなく、先ほど西村議員さんからもご提案いただきましたけれども、我が市の本当に特産品中の特産品である、また世界に誇れるこの井原デニム、そして美しい星空など井原の魅力を存分に発信するとともに、またインバウンド、いわゆる外国人旅行客の誘致にもつなげていければなと考えておるところでございます。 本議会で関係予算のご承認をいただきましたならば、さまざまな西村議員からご提案、ご提言もいただきましたけども、開催までの数カ月間でございますが、準備をしっかり行いまして、フランスでこの日本代表に選ばれたでんちゅうくんとともに、井原市をしっかりとPRしていってまいりたいと思っておりますので、どうか議員の皆様、そして市民の皆様の温かい声援のほども、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思っております。
    ○議長(上野安是君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。瀧本市長からも改めて力強いお言葉をいただきました。私からも心から応援しておりますので、ぜひ井原市をしっかりPRしてきていただきたいというふうに思います。 結びに当たりまして、今回のジャパンエキスポへの出演は、平素でんちゅうくんがさまざまなイベントに参加し、多くの人々と接し、またフェイスブックですとかツイッターっていうSNSによって情報発信するなど、地道に活動を積まれた成果であり、多くのファンに愛され親しまれた結果だと思います。それは、井原市だけでなく日本や世界にも通ずるものがあると確信しています。今後、でんちゅうくんには世界基準のキャラクターとしてますます活躍していただきますこと、そしてぜひこの機会を捉え、でんちゅうくんと市長がフランスでしっかりと井原市をPRしていただきますことを期待しまして、私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 次に、5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 5番 惣台己吉でございます。通告に従い、質問をいたします。 今までのいばらぐらしお試し住宅の利用状況と検証について。 まず最初の質問は、移住、定住施策のいばらぐらしお試し住宅についてであります。 総合戦略に基づき、井原市の人口減少を抑制するためさまざまな移住、定住施策を展開されていることは、まことにすばらしいことと評価をいたします。本年度、移住、定住対策として新たに取り組んでおられるいばらぐらしお試し住宅については、今年度の6月及び9月の市議会定例会でも質問をさせていただき、お答えをいただいているところであります。これは、重点事業として総合戦略にも掲げておられるものであり、今後さらに磨きをかけ、より有効な事業にする必要があります。そこで、改めて今までの利用状況をお知らせいただきたいと思います。 また、事業を進めるに当たって検証することは非常に大切であり、PDCAサイクルを継続的に行っていくことが重要であります。本事業の検証はどのようにされておられるのでしょうか、あわせてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、5番 惣台議員さんのご質問にお答えをいたします。 お試し住宅の利用状況と検証についてのご質問であります。 まず、利用状況につきましては、昨年5月1日から運用を開始しており、本年1月末現在で28組、55名の利用となっております。内訳としましては、関西からの利用が11組と最も多く、次いで関東が10組となっており、この関東、関西方面からの利用が全体の約8割であります。 次に、検証についてでありますが、お試し住宅は本年1月末現在で57%の稼働率となっており、総合戦略では平成31年度までの累計利用数の目標値を24件としておりますが、既にこれを上回る実績となっております。さらに、利用された方の中では、現在2組3名の方が本市へ移住されるなど、事業の成果も出てきているところであります。 一方、課題としては、現在お試し住宅が1戸であるため、多くの方に利用していただくためには短期滞在型の運用となること、利用が多く希望日が重なって断るケースがあること、さらには古民家での生活体験を望まれる声が多くなってきていることなどがあります。いずれにいたしましても、この事業につきましては、先ほど申しましたように着実に移住の成果も出てきていることから、課題を解決するためにお試し住宅をふやし、今後も継続して実施し、さらに多くの方が本市に移住されることを期待しているものであります。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁をいただきました。 お試し住宅につきましては、稼働率が57%と非常に高い利用状況で推移しているということでございます。中でも、関西、関東方面の方が多く井原市へ来ていただいていることにつきましては、担当されている職員の皆様の熱心なPRが実を結んでいるものと思います。また、お試し住宅を利用される方には、地域創生課の方々が平日、休日を問わず市内の案内や情報の提供を行っておられることも、私はよく知っております。また、運用が開始されて1年もたたない間に、お試し住宅をきっかけに2世帯の家族が移住されたという今の答弁でございました。この努力のたまものではなかろうかと評価いたします。 今後も、移住を希望される方にあらゆる場面を通じて井原市のよさを知っていただき、そして実際に井原の地に来ていただき、生活体験をしていただき、井原市に移住するという気持ちを持ってもらえるよう、引き続きお試し住宅の活発な運用をお願いし、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 次に、お試し住宅に係る新年度の取り組みについてお伺いをいたします。 先日、内閣府から2月3日付で、地方創生拠点整備交付金の交付対象事業の決定について、インターネットで公表されておりました。その中で、我が井原市も入っておりました。この決定を受けた事業にいばらぐらし体験住宅整備事業というものがありましたが、今されておられるお試し住宅のことでしょうか。それを新しくふやしていこうとされておられるのでしょうか。もしそうであればすばらしいことだと思います。 また、事前にいただいた平成29年度当初予算書編成概要を見てみましたら、美星地区と芳井地区にお試し住宅を整備すると記載されていました。私は、かねてから移住、定住施策には力を入れていかないとますます井原市は衰退してしまうと危機感を持っておりました。このような中、総合戦略で人口減少に歯どめをかける施策を次々とされていくことは、本当にすばらしいことで、評価できると思っております。詳しい内容をお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、お試し住宅に係る新たな取り組みについてのご質問であります。 先ほど議員さんが言われた、地方創生拠点整備交付金いばらぐらし体験住宅整備事業につきましては、美星地区にお試し住宅を整備するものであります。このお試し住宅の整備に係る関係経費は、国の平成28年度の交付金であることから、今議会の2月補正予算へ計上させていただき、平成29年度へ全額繰り越しとするものであります。事業の内容としましては、美星町三山地内にある空き家を購入しまして、同時に2世帯の利用ができるように母屋と離れ、2棟を改修するものであります。 また、平成29年度当初予算では、芳井地区にもお試し住宅を整備することとしております。この整備につきましては、岡山県の中山間地域等活力創出応援事業補助金の活用により実施することとしております。事業の内容としましては、芳井町花滝地内にある空き家を借り入れまして、母屋と離れを改修するものであります。この施設は、地元の芳井町まちづくり協議会が管理している交流拠点施設「榮庵梅(え~あんばい)」を新たに市が借り受けて利用するものであります。 芳井、美星地区のお試し住宅の今後の流れにつきましては、国、県と補助事業は異なるものの、新年度に入りましたら住宅改修の設計業務に着手し、設計ができ次第改修工事の発注を行いたいと考えております。 いずれにいたしましても、井原、芳井、美星地区それぞれにお試し住宅を整備することで、今後利用者が望む生活体験を幅広く提供することができることから、本市への移住を加速化させるための一つのツールとして期待をしているところであります。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁をいただきました。 お試し住宅を整備することにつきましては、本市を知っていただく機会をふやすことで田舎のよさを体験していただき、まさに今日の移住施策としてすばらしいものと評価いたします。しかしながら、財政状況の厳しい中での事業ということでありますので、何か財源があるのでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 財源についてのお尋ねでございます。 先ほど市長答弁にもございましたように、まず美星地区のお試し住宅につきましては国の拠点整備交付金、それから芳井地区につきましては岡山県の中山間地域等活力創出応援事業補助金、こちらのほうを財源として充てたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 今の質問に関連しまして、新たに整備される芳井、美星地区のお試し住宅にはどんな特徴があるのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 芳井地区、美星地区に新たに整備いたしますお試し住宅のそれぞれの特徴についてのお尋ねでございます。 まず、芳井地区に整備するお試し住宅につきましては、現在の交流施設としての機能を維持しつつ、お試し住宅の活用も考えておりますことから、地域住民の方にも引き続きご利用いただけるという特徴がございます。 美星地区に整備いたしますお試し住宅につきましては、離れ2棟のうち1棟を移住促進のための相談コーナーとして改修し、移住希望者の相談窓口としての機能を持たせたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) ありがとうございました。 新たに芳井、美星地区にお試し住宅を整備され、本市のお試し住宅が3つになるわけですが、利用条件は全て同じなのでしょうか。また、利用者から見て、使用環境はどこも同じなのでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 利用条件と使用環境についてのお尋ねでございます。 まず、利用条件でございますが、現在運用しております井原駅前のお試し住宅につきましては、移住を希望される市外在住の方を対象として1泊2日から13泊14日までの利用期間で、1回まで延長することができるというふうにしております。新たに整備いたします芳井、美星地区のお試し住宅につきましては、県外在住の移住希望者の方や就農体験研修の受講者を対象といたしまして、最長3カ月までと比較的長期間利用いただける環境を整えたいと考えております。 使用環境の違いについてのお尋ねでございますが、先ほどの質問の際にも申し上げましたとおり、他の機能を持たせておる併用施設であるということが、使用環境の違いかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁をいただきました。 芳井、美星地区へ新たに整備されるお試し住宅については、県外からの新規就農者の体験研修にも最長3カ月と、これが聞きたかったわけでございまして、単なる移住体験だけでなく、就農支援にもつながり、非常に幅がある事業だと認識いたしました。 また、移住希望者のための相談コーナーもつくられるということで、よりきめの細かい移住施策になっていると感じました。 以上でこの質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 次に、今後の運用体制についてお伺いをいたします。 お試し住宅が井原、芳井、美星地区にでき、移住希望者に幅広い生活体験をしていただけることはすばらしいことだと思います。しかしながら、これだけの施設を運用していこうと思いましたら大変ではないでしょうか。 私は、平素から担当の地域創生課を見させていただいておりますが、井原市の人口減少対策に真正面から取り組んで総合戦略を着実に進められている姿には、敬意を持っております。その反面、多くの幅広い仕事をされて、多忙をきわめられておるのも事実であります。これ以上手がかかってきましたら大変だと思いますが、運用面で何か策を考えておられることがありますか。あるのであればお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、今後の運用体制についてのご質問であります。 現在の井原地区のお試し住宅の運用につきましては、担当する地域創生課の職員で行っているところであります。具体的には、利用者の入室時に行う利用の案内や、約半日程度の市内案内、退室時の手続やアンケートの実施を初め、住宅の清掃や消耗品の補充などを行っております。また、利用者の要望により、先輩移住者や農家との交流についても調整し、対応しているところであります。特に入退室時については、利用者の予定に合わせるため平日、休日を問わず対応しているのが現状であります。 このような中、芳井、美星地区にお試し住宅を整備し3施設になりますと、現在の体制のままでは厳しいと考えており、両支所などとも連携させ対応していきたいと考えております。加えて、美星地区のお試し住宅には相談コーナーも設置することから、市全体をカバーできる人材として、新たに地域おこし協力隊を活用したいと考えております。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) ありがとうございました。移住施策に有効な施設がふえれば、それだけ成果も期待できる反面、その管理や運営に関して大変な面も出てくるものだと思います。地域おこし協力隊は、ある意味先輩移住者でもありますから、移住希望者の対応や相談窓口には非常に適した人材であると思います。ぜひともこの制度を有効に活用され、運用体制を整えられたらよいと感じました。 一つお聞きしますが、美星地区のお試し住宅に設置される相談コーナーは、美星地区の移住希望者が対象となるのでしょうか、伺います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 美星地区に設けます相談コーナーへの対象者についてのお尋ねでございます。 美星地区のお試し住宅に併設いたします相談コーナーにつきましては、市内全域についての相談に対応できるものにしたいと考えております。すなわち、移住希望者の方の目から見ますと、現在地域創生課で行っているいろんな相談業務の窓口が美星にも置かれるということでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁いただきましてありがとうございました。 井原、芳井、美星と3つのお試し住宅が整備され、多くの移住希望者を受け入れ、井原市を気に入っていただく地道な施策かもしれませんが、大変に重要なことだと思います。ぜひ、この事業を含め定住施策全般を積極的に事業展開され、一人でも多くの移住者が井原に住まわれ、そして井原がいつまでも元気いばらでありますように、期待とエールを送りたいと思います。 子供たちがいつまでも住み続けたい、都市部などから住んでみたいと思われる町、そんなすてきな井原を残していこうではありませんか。皆さん頑張りましょう。 これでこの質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 午後1時まで休憩いたします。              午後0時   休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時   再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 午前中に引き続き、一般質問を行います。──5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 次に、1月29日に開催された第35回星の郷ふれあい健康マラソン大会において、完走後にランナーが死亡するという事故が発生し、新聞、テレビ等でも報道されたところであります。今回の事故の状況について、いま一度詳細な説明をお願いいたします。 また、大会時に実行委員会では事故防止のため、どのような対策をとられていたのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 次に、星の郷ふれあい健康マラソン大会における事故防止策についてのご質問でございますが、まずもって、このたびの事故で亡くなられましたランナーの方に心からのご冥福をお祈り申し上げます。 さて、星の郷ふれあい健康マラソン大会は、厳冬の1日を戸外での健康マラソンで汗を流し、走ることの楽しさを味わい、健康と体力づくりへの関心を高めることを目的に、毎年1月下旬の日曜日に星の郷ふれあい健康マラソン大会実行委員会の主催で実施しております。 本大会のコースは、井原市美星運動場を起点に八日市を折り返すコースで、距離は10キロ、5キロ、3キロを設定し、種目は性別、年齢別、親子で区分し、合計14種目で行っております。また、マラソンゴール後には、地元美星豚を使用しました豚汁をランナーに振る舞い、冷えた体を温めていただいております。ことしの申込者数につきましては過去最多の1,118人で、当日は957人の受け付けがあり、全てのランナーが完走されました。 ご質問の事故の状況についてでありますが、死亡された方は県外から参加された33歳の男性で、10キロの部に出場されました。ゴール後、選手の控室、更衣室として開放していた海洋センター体育館へ移動され休憩されていたと思われます。当日、館内は多くのランナーが利用されており、大会終了後、最後の数人が退室された後、海洋センター職員が見回った際、1人だけ横になって休まれていた男性を発見し、声をかけたところ意識がなく、体温も低下した状態でありました。すぐに周囲の係員が救急車の要請とAEDによる蘇生及び人工呼吸を施し、救急車の到着後は消防隊員に引き渡し井原市民病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。死因は病死でありました。 以上が当日の経緯でございます。 次に、実行委員会では事故防止のためにどのような対策をとっていたのかとのご質問でございますが、大会当日の救護体制につきましては、救護係として本部テントに医師を待機させていたほか、コース上には看護師が乗車した救護車を配置し、また緊急時に備え本部に待機救護車を配備しておりました。美星海洋センター体育館には、ミーティングルームに医務室を設置し、職員が体育館内の見回りも実施しておりました。また、大会に携わる係員に対しましては緊急連絡マニュアルを配布し、ランナーの体調不良等による事故が起こったときに速やかに対応することとしておりました。 以上のような救護体制をとっておりましたが、結果的にはこのような事故が発生しましたことにつきましては、まことに遺憾に思っております。このたびの事故を教訓として、今後の大会での救護体制に生かしてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 答弁をいただきました。しあさって、3月5日に全国健康マラソン井原大会が開催されますが、ハーフマラソンではさらに距離が延び、その延びることによってリスクも高まると考えられます。今回の教訓を生かし、どのような救護体制をとられようとしているのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 今回の教訓を生かしてどのような救護体制をとるのかというお尋ねでございます。 まず、このたび行われます全国健康マラソン井原大会についてでございますが、井原運動公園陸上競技場をスタート、フィニッシュとし、距離はハーフ、5キロ、3キロ、2.3キロで、種目につきましては性別、年齢別等で区分し、合計19種目で行います。ことしの申し込み状況につきましては2,124人で、昨年とほぼ同数のエントリーをいただいております。 今回の大会では、美星での教訓を生かして、このような事故を二度と起こさないよう井原市民病院及び井原消防署の協力のもとで救護、見守り体制の大幅な見直し、充実を図ってまいりたいと考えております。具体的に申し上げますと、まず会場に新たに医師1名を配置するとともに、看護師を2名から4名に増員し、救護所での対応だけでなく新たに体育館の中や陸上競技場などで見守り、声かけを行うことといたしております。また、コース上におきましては、新たに救急救命士3名が自転車でランナーを見守る、コース見回り隊を配置いたします。ランナーへの声かけ、見守りを実施することといたしております。さらに、新たにコース上へ救急車を待機させ、緊急時に備えることとしております。また、救護車を3台から4台と、1台ふやしましてコース上の救護体制を充実させることとしておりまして、これに伴いまして、看護師を3名から4名へ増員をいたします。このほか、開会式や場内アナウンスで選手や会場への呼びかけを頻繁に行うとともに、当日井原市民病院への救急スタッフを配置いただくことといたしております。また、緊急マニュアルの徹底、係員による声かけ、見守りなど選手が安全で安心して参加できる大会となりますよう、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) いろんな、これから星の郷マラソンを教訓にして、新しいマニュアルを今お聞きしたところでございます。 3月5日の健康マラソンでは、選手が安心して参加できる大会になるよう、全力を挙げて取り組んでいただき、よい思い出をつくって帰っていただける大会になるよう、ボランティアの皆様方と一緒に頑張っていただきたいと思います。 これでこの質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 次に、学校現場における教職員の仕事量の増加が全国的な問題とされている中、井原市では教育ネットワークの構築、校務支援システムの導入、パソコンの更新など学校ICT整備を進められてこられました。これらの整備の内容と期待される効果をお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 次に、学校におけるICTの導入状況についてのご質問でございます。 本市におきましては、平成12年度から小学校、中学校の教育用のパソコンを、また平成13年度から教職員用のパソコンを計画的に整備してまいりました。さらに、平成21年度には電子黒板、平成24年度にはデジタル教科書を導入するとともに、平成21年度からはICT支援員を配置し教職員への技術指導を行うなど、ICT分野での新たな技術革新、社会情勢の変化を踏まえつつ情報化社会に的確に対応した教育環境の整備を図っているとこでございます。 それでは、ご質問のありましたICT機器の整備内容及びその効果を説明いたします。 まず、教育ネットワークですが、これは市内の全幼稚園、小学校、中学校を専用回線で結んだネットワークで、グループウエアを導入することにより、学校園間、各学校園と教育委員会間でより安全にメール、電子掲示板、文書管理などの機能を利用することができるようになりました。また、ホームページ作成支援システムを導入し、教職員であれば誰でも学校ホームページを更新できるようになり、これまで以上に学校の様子などの情報発信を容易に行えるようになりました。さらに、専用回線を使用したネットワークの構築により、セキュリティーが向上いたしました。 次に、校務支援システムですが、これは児童・生徒の名簿や出欠の情報管理、成績処理、通知表作成、指導要録作成、調査書作成、保健管理などが行えるシステムであります。校務支援システムの導入により、児童・生徒の情報を総合的に一元管理できるため、児童・生徒の情報入力、成績表作成などに要する作業の簡略化が図られました。また、教育用パソコン及び教職員パソコンにつきましては、更新時期に合わせて計画的に更新を行うとともに、充実した学びを実現するため、デジタル教科書の導入や電子黒板などの機器の整備を進めてきました。今後におきましても、ICTの技術や機器を活用し校務の効率化を図るとともに、情操教育や情報化、国際化に対応した教育を展開するため、環境整備に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 答弁いただきました。 校務支援システムについては、本年度から導入したという答弁でございました。具体的にどんな事務がどう変わるのでしょうか。それと、どのような課題が解決されるのでしょうか、伺います。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 校務支援システムの導入に伴って、どのような事務がどう変わるのか、課題がどう解決されるのかというお尋ねでございます。 先ほど教育長もお答えいたしましたが、このたび導入いたしました校務支援システムの特徴といたしましては、児童・生徒の学年、学級、氏名などの名簿データを一元管理することで、進級処理、それから学級編制、転入転出処理などが一度の処理で反映できることとなります。また、これら小学校で処理したデータは中学校へ進学する際に引き継がれ、引き続き活用されることとなります。 また、児童・生徒の成績情報を蓄積していくことによりまして、その情報をもとに指導に活用することができるようになります。例えば、蓄積した成績データ情報から苦手な分野を割り出すなど、さまざまな場面で学習の指導に役立てるための分析ができるようになります。 今年度は、現場の教職員に研修していただき、来年度以降本格稼働に移りますが、徐々に校務に要する時間を減らし、子供たちと向き合う時間がふえるとともに、指導にも役立てていただけるものと考えております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) ありがとうございました。実は、これの校務支援システムについて、ある教職員の方とか現場の方から、非常にシステムが変わって、筆まめとかいろんな変わるものがあるんですが、これがなかなか使い勝手がわからないとか、そういうことがあったんですが、私は、これは機械が更新されるとどうしても使用の内容も変わるので、特に使用される先生方にわかりやすく、徹底して使い方とかを教育、指導していただければと思います。よろしくお願いします。 多くの個人情報を扱うことになりますが、セキュリティーは大丈夫なのでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) セキュリティーについてのお尋ねですが、このたびのシステム内の情報につきましては、本庁にありますセキュリティー、いわゆるファイアウオールの配下に置き、外部からの不正アクセスを防ぐ仕組みといたしました。また、データを暗号化することで、二重のセキュリティーを講じることといたしております。また、今回行った教職員用のパソコンの更新において、個人情報を特に扱います校務用のパソコンと授業用のパソコンを分離したことによりまして、さらにセキュリティーの向上を図りました。 また、教育ネットワークの構築に合わせまして、井原市教育ネットワーク管理運用規程を新たに定め、学校現場に周知することで、運用上でセキュリティーが低下しないように努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 不正アクセスとか、データが外に漏れないように、これは重々配慮していただきたいと思います。 次に、子供たちの学習面ではどのような整備がなされているのでしょうか、またその効果についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 子供たちへの効果ということでございますが、情報化社会に的確に対応した教育環境の整備を図るために、これまでに教育用パソコンの整備や電子黒板の機器の導入を進めてまいりました。 まず、教育用パソコンにつきましては、特に各個人で異なる調べ学習等で非常に学習効果が上がっております。次に、デジタル教科書や電子黒板の導入につきましては、これらを組み合わせて活用することによりまして、教科書を画面上で文あるいは問題、図表などに分けることができるために、自由度の高い授業を展開することができております。 さらに、教科書の内容を選択、拡大、書き込み等ができることによりまして、学習内容の焦点化を図ることができておりまして、さらに視覚化、音声化することによりまして理解の深まりや広がりなどにつながりまして、わかりやすい授業を行うことができ、児童・生徒たちも関心を持って授業に臨んでおります。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 関心を持って授業していただくというのが一番いいことじゃないかなと思います。 今後のICT機器の整備の予定はおありなのかどうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 今後のICT機器の整備の予定ということでございますが、パソコン等の機器につきましては、引き続き更新時期が到来したものから今後も順次更新をしてまいりたいと思っております。 また、文部科学省の整備方針等によりまして、校内ネットワーク環境の整備を進めていきたいと考えております。また、タブレット機器の導入につきましては、現在教員の情報部会において、学校現場での有効的な活用方法等を研究いただいておる状況でございます。これらの動向を踏まえまして、総合的に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁をいただきました。 社会の情報化が急速に進展し、今後もさらなる情報コミュニケーション技術、ICTの発展が予想されます。このような状況のもとで、児童・生徒が情報社会に主体的に対応できる情報活用能力を身につけることの重要性はますます高まっております。また、わかる授業を実現し、確かな学力の育成に資すために、教員がICTを効果的に活用した授業を展開することが求められております。さらに、教員の校務の多忙化が指摘されており、教員1人1台のコンピューター整備など、校務の情報化により教員の事務負担の軽減を図り、子供と向き合う時間を確保することが求められているところであります。 学校のICT化につきましては、井原市においても着実に整備が進められていることがわかりましたが、ICT化にすることが目的ではなく、導入の結果として教育や校務の質の向上が図られるよう研究、検討を重ねていただき、さらなる効率的な環境整備が図られることをお願いいたしまして、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 次に、子育て支援についてお伺いをいたします。 井原市第6次総合計画後期基本計画基本目標2を、いつまでも健康ではつらつと生きるまちとし、その基本施策の一つに、子育て支援の充実を掲げておられます。また、7つの重点分野の一つに、子どもの笑顔の創出を設定され、まちぐるみで子育てに関わり、まちに子どもの笑顔があふれるよう、安心して子どもを生み育てられる生活環境を形成しますとされています。この後期基本計画は、平成29年度が計画の最終年となり総仕上げの年であります。 そこで、井原市第6次総合計画後期基本計画計画期間中の子育て支援の取り組み状況、またその成果をどのように捉えておられるのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、井原市第6次総合計画後期基本計画における子育て支援施策の取り組み状況と、その成果についてのご質問であります。 まず、平成25年度からの後期基本計画に基づく新たな取り組み状況を申し上げます。 1つ目は、保育サービスの充実であります。平成25年度に芳井保育園において延長保育及び一時預かりを開始し、平成26年度には新たに病後児保育事業を私立保育園1園において開始するなど、多様な保育ニーズに対応してまいりました。また、保育料について国が示す徴収基準と比較し約30%の軽減に加えて、本年度から就学前の児童のうち2人目以降の保育料を無償化し、子育て家庭の経済的負担を軽減しております。さらに、地域における保育の場を確保するため、本年度美星保育園を整備したところであり、来年度から開園することとしております。 2つ目は、地域における子育て支援であります。放課後児童クラブについて、平成26年度に西江原放課後児童クラブの施設改修を行い、平成27年度には大江放課後児童クラブの新築、芳井放課後児童クラブの施設を改修するなど、放課後児童クラブの施設整備を計画的に進めてまいりました。そのほか、平成25年度に新たに発達支援コーディネーターを、さらに本年度から保育コンシェルジュを配置するとともに、児童会館では児童厚生員を1名増員するなど、きめ細やかな子育て相談支援の充実を図ったところであります。 また、笑顔の食育参観日事業を平成25年度から全ての幼稚園で、平成26年度からは保育園に拡大実施し、幼児期からの規則正しい食生活の定着を図っております。さらに、育児になれない母親が孤立したり、産後鬱や虐待につながらないように、産後間もない母子の育児支援として、産後ママあんしんケア事業を本年度新たに開始し、安心して妊娠、出産することができる体制を整備したところであります。 次に、これらの施策の成果をどのように捉えているかについてであります。 市民の方からの声の一例を申し上げますと、本年度から実施している本市独自施策である、就学前の児童のうち2人目以降の保育料の無償化について、大変ありがたいとのお声を聞いておりまして、好評を得ているものと思っております。 また、第7次総合計画の策定に向けて、昨年の9月に市民アンケート調査を実施したところでありますが、基本施策子育て支援の充実についての満足度では、満足しているが12.9%、やや満足しているが28.0%であり、おおむね40.9%の方が満足しておられます。5年前にも同様の調査をしておりますが、満足しているが9.9%、やや満足しているが24.1%とおおむね34.0%の方が満足しているという結果であり、この5年で満足度が6.9ポイントアップいたしました。このように、これまで取り組んできた子育て支援施策は大きな成果が上がっているものと認識しておりまして、今後とも子育て世帯のニーズを把握しながら、子育て支援に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 5番 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) るる答弁いただきました。 質問ですが、過去5年間の井原市における出生数の推移についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 井原市における過去5年間の出生数の推移についてのお尋ねでございます。 岡山県が公表しております人口動態統計の井原市の出生数を申し上げます。ただ、平成28年につきましては、いまだ公開されておりませんので、平成23年から平成27年の人数を申し上げます。平成23年262人、平成24年264人、平成25年241人、平成26年221人、平成27年は209人となっております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) だんだん少子化が進んできているような感を持ちました。そういった少子化に歯どめをかけ、あるいは今子育てをされておられる保護者の皆様の負担軽減を図るため、平成29年度に新たな子育て支援施策を計画されておられるのかどうか。計画をされておられるのであれば、それをお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 平成29年度に行います新たな子育て支援策はどんなものがあるかというお尋ねでございます。 まず、先ほど市長が答弁いたしましたが、本年度整備いたしました美星保育園を本年4月1日から運営してまいります。また、県下17の市町の広域相互利用によりまして、病児保育事業に取り組みますほか、高屋、木之子、西江原幼稚園におきまして3歳児教育を開始することといたしておりまして、これによりまして市内全ての13の幼稚園で3歳児教育を実施することとなります。 次に、児童クラブの施設整備でありますが、児童数が増加し手狭となった西江原児童クラブにつきまして、西江原小学校のご理解もいただき、余裕教室を改修し2カ所での運営といたします。そのほか、発達障害のあるお子さんを育てられたご経験のある方によります講演会、あるいは現在同じような悩みや不安をお持ちの保護者との交流会を開催するなど、ペアレントメンター活用事業を実施いたします。また、本年度から実施しております産後ママあんしんケア事業でございますが、母乳相談を追加実施するなど、子育て支援、母子福祉の充実を図ることとしております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 答弁いただきました。 次に、平成29年度の市内の保育園入園申込者数の状況と、待機児童は発生する見込みなのかどうか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 平成29年度の保育園の入園申し込み状況、それから待機児童が発生するのかどうなのかというお尋ねでございます。 まず、保育園の入園申し込み状況でございますが、平成29年度の市内保育園への入園希望者は822人でありまして、昨年の746人と比較し76人の増となっております。これを受けまして、先月入園審査会を開催いたしました。その結果、申し込みいただいた822人全員に入園していただくこととしておりまして、待機児童は発生いたしません。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 待機児童ゼロということで、全国的に待機児童の解消が大きな課題になっておるわけですが、井原市は今のとこないということでありますが、その中でも全国的に大きな要因は、やはり保育士不足であると思います。保育士の処遇改善が求められておるところであります。井原市においては何か対策を講じられておられるのか、お伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 井原市におけます保育士の確保に向けた処遇改善についてのお尋ねでございます。 本市におきましては、市独自の施策として私立保育園、これは私立でございますが、私立保育園保育士処遇改善費補助金制度を設けております。これは、保育士の勤務年数に応じまして、保育士1人当たり年間2万円から6万円の補助金を保育園を介して交付するものでありまして、本議会におきましても、新年度の関係予算330万円余りをお願いしているところでございます。なお、現在こうした制度を設けておりますのは、岡山県内15市の中でも、本市を含め3市となっております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) もう一回お聞きします。 これは単市事業ですか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 単市事業で、財源は一般財源でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) こういうことを井原市もしていると、15市のうち3市しているということ。これは我々議員も、こういうことはしているんだということはもっともっとアピールをしていかないといけないと思っております。 次に、放課後児童クラブの今後の整備計画、平成30年度以降に計画をお持ちなのかどうかをお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山田正人君) 放課後児童クラブの今後の整備方針のお尋ねでございます。 ご承知のとおり、本市の放課後児童クラブの整備方針は、小学校の余裕教室の活用、あるいは学校敷地内での整備としておりますが、現在民間施設を借り受けているクラブ、あるいは老朽化している施設もございます。したがいまして、今後とも小学校あるいは地元関係者と協議を進めまして、条件が整ったクラブから計画的に整備をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) 今の答弁にもありましたが、整備が必要な放課後児童クラブについては前倒しをしてでも整備を進めていただきたいと、これは強く要望したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 次に、高屋、木之子、西江原幼稚園における3歳児の入園申し込み状況をお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。
    ◎教育次長(大舌勲君) 平成29年度から新たに3歳児教育を開始します高屋、木之子、西江原の3園の入園申し込み状況ということでございますが、募集につきましては12月の市広報でお知らせをし、1月6日から1月25日を期限として募集を行ったとこであります。 申込期限であります1月25日現在の状況を申し上げますと、高屋幼稚園が4人、木之子幼稚園が2人、西江原幼稚園が6人、合計12人となっております。なお、申込期限後も入園につきましては随時受け付けを行っておりますので、申し込みは可能でございます。 ○議長(上野安是君) 惣台己吉君。 ◆5番(惣台己吉君) ありがとうございました。私は、時代がどんなに変わっても、やっぱり変わってはいけないものがあると思っております。それは、市民の皆様の声を大切にし、市民の皆様とともに歩んでいくという姿勢を持ち続けていくことだと思っております。平成29年度も財源の確保が大変厳しい中にあって、さまざまな新たな事業を計画されておられますが、本市の将来を担ういばらっ子を安心して産み、育てやすい井原市となりますよう、引き続き子育て支援を充実していただきますようお願いをいたしまして、私の全ての質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 次に、6番 三宅文雄君。              〔6番 三宅文雄君登壇〕 ◆6番(三宅文雄君) 6番議員の三宅文雄でございます。通告に従い、質問させていただきます。 まず最初の質問は、井原市第7次総合計画の策定についてであります。 平成30年度から始まる第7次総合計画は、かつて経験したことのない超高齢化社会と人口減少下の時代に真正面から取り組んでいかなければならない、大変重要な10年間になってくることが予想されています。産業構造も大きく変化していくであろうとマスコミは報道しております。 今後の市政を担っていくリーダーには、それなりの覚悟と責任が求められると思います。第6次総合計画策定時は、合併後間もない時期でもありました。将来の井原市を担う若きリーダーとして期待された瀧本市長が誕生いたしました。就任された当時は、先輩方も数多くおられて大変だったとは思いますけれども、現在では行政経験も豊富であり、この第7次総合計画には当初からかかわることができる環境にあります。市民の皆様もどういった計画になるのか、またこれからの井原市をどのようにしていこうと考えておられるのか、大いに期待しておられるのではないでしょうか。 そこで質問いたします。 本市の最上位計画となる井原市第7次総合計画の策定に当たり、現在までの進捗状況及び今後の予定について伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、6番 三宅議員さんのご質問にお答えをいたします。 井原市第7次総合計画は、平成30年度から向こう10年間のまちづくりの指針となるものでありまして、まさに本市の最上位計画に位置づけられるものでございます。平成28年度と平成29年度の2カ年をかけて策定に取り組んでいるところでございます。今回策定するのは、平成30年度から平成39年度の10年間を計画期間とする基本構想の部分と、平成30年度から平成34年度の5年間を計画期間とする前期基本計画でございます。 計画の策定に当たり、市民の皆様の意見を反映するため、平成28年9月にまちづくりに関する市民意識調査及びまちづくりに関する中学生アンケートを実施いたしました。また、現在、学識経験者、各地区の代表者、各種団体の代表者、さらに公募委員など50人で構成するまちづくり計画推進会議や、その専門部会の代表者の12人で構成する第7次総合計画策定審議会を組織し、あらゆる分野やお立場の方からご意見をいただきながら、計画策定を進めているところでございます。 本計画策定の今後の予定でございますが、本年度中に基本構想の原案を策定いたしまして、これに基づき、来年度には前期基本計画の策定に取り組むこととしております。市議会でも、計画の全容がまとまった段階で報告させていただきたいと考えております。その後、平成30年1月にはパブリックコメントを実施いたしまして、最終的には平成30年3月までに策定が完了する予定でございます。 いずれにしましても、アンケート結果も踏まえ、市役所職員全員で知恵を絞り、まちづくり計画推進会議等で市民の皆様のご意見を賜りながら、まさに市民と行政との協働により、この第7次総合計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) それでは、再質問をさせていただきます。 平成28年、平成29年度でそれぞれ策定業務委託料として予算計上されておりますけれども、どういった内容の業務を委託したのか、それぞれの年度についてお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 計画策定に係ります業務委託の内容についてのお尋ねでございます。 まず、平成28年度におきましては、アンケート調査の調査票の作成業務、あるいはそのアンケートの発送及び集計業務、それから基本構想策定支援業務を委託してまいりました。来年度におきましては、前期基本計画の策定支援業務、そして最終的にはそれを製本する印刷製本業務を委託することといたしております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) ただいま支援業務というお答えをいただきましたけども、どういった内容の支援になるんでしょうか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) さまざまな意見を、まちづくりの審議会、あるいはそのアンケート等で承っておるわけですが、そういった内容を集約していただいて、それぞれのその基本目標ごとにまとめていただくとか、あるいはその文書作成をしていただくといったことを支援ということで委託いたしております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) それでは、続いて質問いたします。 井原市第6次総合計画の概要版の中で、市長はこの計画の特徴として、各種事業において明確な数値目標、成果指標を掲げ、市民の皆様方にもわかりやすい計画として述べておられますけれども、第7次の総合計画においてもそのような考え方に基づいて策定に当たられるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 7次総においても、成果指標等を設け、わかりやすい計画にしていくつもりかとお尋ねでございます。 成果指標や数値目標につきましては、来年度に取り組みます前期基本計画の中に盛り込んでいく予定といたしております。第6次総合計画と同様に、成果指標だけではなく、あらゆる面で市民の皆様にもわかりやすい計画となるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 続いて、本年度に開催されましたまちづくり計画推進会議、先ほど市長答弁にもございましたけれども、それと第7次総合計画策定審議会はどのような形で行われ、会議ではどういった意見が出ましたでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 推進会議や審議会での意見はどんなものがあったかというお尋ねでございます。 50人の委員で組織いたしますまちづくり計画推進会議は、2回のワークショップを含めこれまで3回の会議を開催しております。第7次総合計画策定審議会、こちらのほうはこれまで2回の会議を開催してきております。 ワークショップの中では、本市の将来像として、教育・文化の分野では郷土愛を育むまち、あるいは歴史や文化を生かしたまちといったこと、保健・医療・福祉の分野では医療体制が整い安心して生活できるまち、あるいは高齢者も活躍しているまちといったこと、産業分野ではデニム、星空等の地域資源を生かした井原のブランド化といったこと、生活基盤の分野では高齢者も容易に移動ができる公共交通機関が充実したまちといったご提言をいただいております。 また、第7次総合計画策定審議会におきましては、各地域でのまちづくりが活性化してきていることに肯定的な意見をいただいているほか、本市の強みや魅力をうまくPRしていくべきであるという意見をいただいております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 議会への提案説明のときに、市長の言葉の中で、今の地域創生の基本計画の4つのプランを参考に今後策定に入るというふうなお話もあったかと思いますけれども、そこらを第7次総合計画との関連性についてお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) 総合戦略につきましては、第7次総が始まった後も計画として当然残るものでございます。そういった中で、7次総、6次総の継続だけではなくて、総合戦略の中身もより深めた形で7次総に引き継いでいく必要があろうかと思っておりますので、総合戦略の中身につきましては、7次総の中でも生きてくるものというか、より重点を置くべきものというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) ありがとうございました。るるご答弁をいただきました。 当初にも述べましたように、これからの市政のかじ取りは、自治体の存亡をもかけた大変厳しく、また難しい時代に入ってきたと思います。職員を初め市民の皆さんとよく話し合い、市長がよく言われる選択と集中により、市民福祉の向上と市政の発展のためにすばらしい計画ができますように期待しておるところでございます。 冒頭私が、市長にリーダーシップをとっていただいて、そしてこの第7次の総合計画に当たっていただきたいというふうなことを申し上げましたけれども、市長からお考えがございましたら、お伺いしたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) ご案内のとおり、我が井原市の最上位計画というのはこの総合計画でございます。そうした中で、さまざまな課題が山積しておる昨今の中で、特に大きな問題が人口減少問題という大きなテーマに向けて、今5カ年計画である総合戦略を打ち立てて、さまざまな事業の展開を行っております。この議会でも、答弁の中でも触れさせていただいておりますけれども、そうした中で少しずつの成果も生まれてきておる状況もございます。 そして、第6次総合計画が29年度が最終年度ということと、そしてことしは第7次総合計画を策定する大事な年でございます。もちろんこの総合戦略との整合性を保ちながら、先ほど申し上げましたとおり、市民と皆さんの意見を十分反映した、またその思いに至った総合計画を策定していきたい、またタイムリーな施策もその第7次総の中に盛り込んでいきたいというふうに考えておるところでございます。 そうした状況の中で、今後も議員皆様方ともこうした連携もとりながら、大きな課題に向けて井原市政発展のために全力で邁進してまいりたいと思っておりますんで、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 大変ありがとうございました。先ほども申しましたように、これからの平成30年度から向こう10年間の計画でございます。市民の皆様も、冒頭でも申し上げましたけれども、すばらしい計画となりますように期待を申し上げまして、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、6番 三宅文雄君。              〔6番 三宅文雄君登壇〕 ◆6番(三宅文雄君) 続いての質問は、学校給食における食材の地産地消についてであります。 市内で生産された食材を学校給食に使用することは、地域農業の振興及び関連する地域産業の活性化に大きく寄与すると考えます。学校給食における地産地消の現況及び今後の方針について伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 次に、学校給食の食材調達における地産地消の現況及び今後の方針についてのご質問でございます。 現在井原市内には、井原市学校給食センターと井原市学校給食美星調理場の2つの共同調理場があり、井原給食センターは幼稚園9園、小学校9校、中学校4校の園児・児童・生徒及び教職員へ約3,200食提供しております。また、美星調理場では幼稚園4園、小学校4校、中学校1校の園児・児童・生徒及び教職員へ約600食提供しております。 給食費につきましては、1人当たり幼稚園255円、小学校270円、中学校310円を負担いただき、各調理場ごとに独立した会計を設け、この会計に応じて献立作成及び食材調達を行っております。食材の調達は、給食食材の安定供給が確認できる業者と1期2年の食材供給契約を締結し、献立に基づき品目ごとに入札を行っております。なお、例外として主食の米飯、パン、麺及び飲用牛乳につきましては、岡山県学校給食会が指定する業者の納品となります。 お尋ねの地元産食材の調達状況でございますが、主食の米は全量が井原市産でございます。牛乳については、県内の工場で製造され配送されています。このほか、市内の特産農作物の紹介として、最盛期に井原産ブドウや明治ごぼうを使っております。野菜については、市内産野菜を取り扱う美星産直会のものを優先的に使用しております。 学校給食では、食材を一度に大量に使用することから、品質がそろった量の確保が前提となることにより、市内産野菜の使用は限られてきます。今後も現状のまま推移していくことになると思われますので、現在取引のある生産者団体以外の団体、個人の生産者情報の収集に努め、学校給食に対するご理解とご協力がいただけるよう調整を図っていきたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) それでは、2点ほどお伺いいたします。 献立表を策定されておられる栄養教諭は、市内の食材を意識した献立を考えておられるのかどうか、また地域の食文化を学ぶという観点に立っても献立をつくられておられるのかどうなのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 献立を立てるときに、市内の食文化を学ぶという観点に立っているかというご質問でございます。 学校給食に地場産物を活用することは、地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めることにつながるなどの教育効果があると期待されているところであります。井原市におきましても、市内産や岡山県内産の食材を積極的に献立に取り入れ、地元産の農作物の収穫時期等を考慮した献立表を作成しております。その際、季節の歳時記に合わせた献立名をつけるなどの工夫もいたしております。また、毎年1月の給食週間におきましては、郷土料理や特産品を使った料理を提供することといたしております。また、毎月の献立表におきましては、地元産の食材には印をつけておりまして、各家庭にお知らせすることといたしております。子供たちには献立放送、給食だより、スクールランチ通信などをもって、地元産の食材や農家の方の思いなどについてもお知らせをいたしております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) ありがとうございました。 それでは続きまして、岡山県教育委員会の2016年度、平成28年度の調査で、県内の公立学校の給食で使われた食材のうち、県産品の占める割合は平均55.5%であったが、我が井原市は県下27市町村の中で低いほうから3番目の42.3%、前年度に比較して12.9ポイント下落したとの新聞報道がございました。ことしの1月だったと思いますけれども、この大きく下がった要因は何なのかと、どのように分析されているのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 2時10分まで休憩いたします。              午後2時2分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時10分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。──教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 三宅議員さんのご質問にお答えする前に、先ほど惣台議員さんにお答えいたしました健康マラソンの回答の中で、コース上に救護体制を充実させることで「保健師」を3名から4名というところを、「看護師」と申し上げましたが、「保健師」を3名から4名にふやすということでございますので、訂正をさせていただきます。深くおわび申し上げます。 それでは、先ほどの三宅議員さんのご質問でございますが、県内産の食材の調達率が落ちた、下落した要因は何かということでございます。 まず、地産地消を図りますのに、県内産の食材の調達率をもって地産地消率と言われておりますが、井原市の市内の生鮮野菜の取扱事業者は、地元の井原産の農産物の取り扱いの多い福山の市場で買い付けをしているのが実態でございます。福山の市場で買い付けしますと、岡山の市場に比べまして全体の取扱規模も小さく、また岡山県内産の作物の入荷も少ないということが一つの要因であると考えられます。さらには、本年度は天候不順によりまして野菜の生育が悪く、市内産の野菜や県内産の野菜の品薄や高騰によりまして、他県の野菜を買い付けざるを得なかったものと推測されます。入札時にはできるだけ県内産の野菜の納品をお願いしているとこでございますが、納入時の取り扱いの数量や価格などの条件から他県産の野菜の納入となり、県内産の使用率の低下になったのでないかと分析をいたしております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 市民の、特に農業へ従事されておられます方は、もっと井原市も地産地消に取り組んでいただきたいというふうな声を聞くわけなんですけれども、こういった28年度の調査っていうのはどういった形で行われたのか、ご説明いただけますでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 先ほどの公表された調査でありますが、この調査につきましては毎年6月と11月の月の各1週間を捉えて、その使用率を算出しております。食材全般について、品目ごとの使用回数により算出を行っているということでございます。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 県産材の地産地消を進める中で、わずか6月と11月の各1週間で調査をした結果がこういった結果になったという理解で、再度よろしいでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) はい、そのとおりです。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) となりますと、この調査っていうのは、限られた月で限られた1週間という枠の中で調査されたものであって、全てではないという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) これは県が調査しておりまして、年間を通じたものではなくて、ある時点を捉えたものの数値を毎年出しているというものでございます。 ○議長(上野安是君) 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) わかりました。ありがとうございました。るる答弁をいただきました。 食生活が多様化する現代社会において、教育の一環としての学校給食は大変重要であろうというふうに考えます。第6次総合計画後期基本計画の中にもありますので、若干紹介させていただきます。 基本目標1、心豊かでたくましいひとを育てるまちの中で④として、食育の推進ということで上げられております。規則正しい食生活の必要性や食生活が子供の成長に及ぼす影響について、家庭の理解を深めるとともに、学校園における食育の推進及び充実を図ります。また、栄養バランスのとれた学校給食等を通じて、幼稚園から小・中学校まで望ましい食習慣の形成に努めます。さらに、給食メニューの地産地消を一層進めていくために、生産団体、納入業者等と提携し、地元の農産物を安定的に確保できる体制を整備しますとされております。そして、主要施策・事業の欄には、学校園での食育の推進、学校給食における地産地消の推進となっております。 子供たちは地域とともにあります。地域でしか学べないことも数多くあります。今年度は第6次総合計画の最終年度でありますけれども、学校給食において引き続き地産地消の取り組みが進展することを期待いたしまして、私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 本日の一般質問はこれで打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野安是君) 本日はこれをもって散会いたします。              午後2時17分 散会 ・平成29年3月2日(木曜日)出席議員  1番  西 村 慎次郎    2番  河 合 謙 治    3番  荒 木 謙 二  4番  柳 井 一 徳    5番  惣 台 己 吉    6番  三 宅 文 雄  7番  坊 野 公 治    8番  藤 原 浩 司    9番  上 野 安 是  10番  簀 戸 利 昭    11番  西 田 久 志    12番  三 輪 順 治  13番  大 滝 文 則    14番  大 鳴 二 郎    15番  宮 地 俊 則  16番  佐 藤   豊    17番  井 口   勇    18番  森 下 金 三  19番  藤 原 清 和    20番  森 本 典 夫              ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  な  し              ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  局長      川 田 純 士           次長      岡 田 光 雄              ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局  市長      瀧 本 豊 文           副市長     三 宅 生 一  総務部長    佐 藤 文 則           市民生活部長  北 村 宗 則  健康福祉部長  山 田 正 人           建設経済部長  三 宅 道 雄  水道部長    妹 尾 福 登           病院事務部長  野 崎 正 広  総務部次長   渡 邊 聡 司           市民生活部次長 北 村 容 子  健康福祉部次長 猪 原 忠 教           建設経済部次長 橋 本 良 啓  水道部次長   谷 本 悦 久           会計管理者   笹 井   洋  病院事務部事務次長                 財政課長    佐 藤 和 也          中 原 康 夫 教育委員会  教育長     片 山 正 樹           教育次長    大 舌   勲...